【6年生】着衣水泳を行いました

   2022/07/26

7日(木)に着衣水泳を行いました。着衣水泳は、水着を着ている時と衣服を着ている時の違いを感じ、いざというときにあわてない心構えをもてるようにするために行ったものです。
着衣水泳をしてみると、水を吸った衣服が重くなるため、普段の水泳の時と違い、手足がうまく動かなくなりました。「泳ぎが得意」と思っている人でも、着衣のままだとなかなかうまく泳げなくなります。あわてて無駄な動きをしてしまうと、かえって体力を消耗してしまいます。
しかし、水を吸っても、衣服は浮きやすく、着衣であれば、体温低下も防ぐことができるそうです。
ですから、着衣のまま水に落ちてしまった時は「あわてずに、浮いて、待つ」ということが一番大切です。無駄な動きをせず、できるだけ長く浮いて助けを待つことが、自分の命を守るためにすべきことだそうです。そのための「浮いて待つ」姿勢を、消防署の方に教えていただきました。
「服を着ているとうまく体が動かなかった」「とにかく浮くことが大切だと分かった」「浮くために、服の中に空気を入れたり、ペットボトルを使ったりするとよいことがわかった」など、たくさん感想を話してくれました。体験をしたことで感じたことも多かったようです。
いざという時に、適切な判断をして自分の命を自分で守るための大切な体験になりました。