ボランティアで成長を実感
「ボランティア手帳が1冊終わりました。」
そういって校長室を訪れる子どもたちの姿があります。子どもたちは,だれかのために,よいと思ったことをすすんで行ったことを「ボランティア手帳」に継続して記録しています。
「へやのかたづけをしたよ。『ありがとう』といわれたよ。」(低学年)
「教室のごみ拾いをしました。すっきりしました。」(中学年)
「私は,どこをそうじするといいのかを考えてそうじをすることができました。すみずみまで,静かに,進んでそうじをすることができました。」(高学年)
ボランティア手帳を1冊終えた子どもたちの表情は,どの子もうれしそうです。それは,ほめられるからである以上に,自分の成長を感じているからなのではないか―。子どもたちの手帳の最後のページに綴られた「自分を見つめて」を見せてもらいながら,そう感じています。