かっこいい!車いすバスケの選手

 

11月18日(木)、人権教育の取り組みの一つとして、車いすバスケットボールの選手を学校にお招きし、全校でお話を聞いたり、4年生が車いすバスケを体験したりしました。

笠松町の社会福祉協議会のご紹介で学校に来てくださったのは、車いすバスケットボールチーム岐阜SHINE(シャイン)の「池ちゃん」と「かーくん」。はじめに、全校の子どもたちに向けて「池ちゃん」こと池戸選手がご自身の障害のこと、車いすバスケを始めたきっかけ、車いすバスケを通して気付いたことなど池戸選手の生き方や考え方について話してくださいました。その後、4年生の子どもたちが車いすバスケを体験。車いすでコートを走り回ることがいかに難しいのか、シュートを狙ってボールをゴールに届かせることがどれほど大変なことなのか、車いすで転んでも自分で車いすを起こしてゲームを続けることがどんなに厳しいことなのか、体験を通して思いを巡らせました。

1年生から6年生まで、選手の生き方に触れた子どもたちは、次のような感想をカードにつづっています。

「ぎふシャインのみなさんへ バスケのシュート、かっこよかった。はなしをきいて、人にたよってやるんじゃなくて、自分でやるのがわかった。」

「車いすバスケの先生へ  あきらめずにがんばっていてすばらしいです。ちょうせんしてできるようになってすごいです。わたしもちょうせんしたいです。」

「今日は楽しかったです。ぼくは、すごいと思いました。なぜかというと、車いすを動かすのも大変なのに、シュートを決め、かっこよかったからです。スポーツが大好きなので、まねしてみたいです。」

「くるまいすバスケットのみなさん、わたしはくるまいすバスケットの人のはなしをきいて、かんどうしました。わたしもくるまいすバスケットみたいにあきらめない人になりたいです。」

「こうつうじこをしても、さいしょからできないっておもっていたらゆうきがでなくなるけど、あしがなくても、じぶんのあたまでかんがえるのがたいせつだとおもいました。ありがとうございました。」

「池ちゃんとかーくんへ お話を聞いて小さい頃はつらいことばかりと言っていたけど、バスケットボールが『好き』という思いからチームまでつくっていて、凄いと思いました。体験、ありがとうございました。」

「岐阜シャインのみなさま、今日は本当にありがとうございました。話を聞いて、車いすバスケをやっている人は、本当に真剣にいろいろあってたどりついたものだと分かり、私はとてもすごいなと思いました。私はあまり挑戦せずにあきらめてしまうので、がんばれるようになりたいです。」

かっこいい生き方に触れた子どもたちが、自分の生き方を見つけて自立していくことを願います。

※岐阜SHINE、笠松町社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。